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おかげさまで新天地

帰宅しました。


前回のエントリの途中で外出したまま、長い間どこかを彷徨っていたようです。
id:papanda0806さんにも「さて、彼はいつ、外出から戻ってブログの続きを書いてくれるのだろうか。」と書いて頂いていたようで、大変申し訳ありませんでした。
(そういえば今日、たまたま「上野のパンダ」の話を家族でしていたなぁ。)


■お仕事変わりました

前回のエントリでも書きましたが、今年の8月に「引越し+転職」を行い、新天地でお仕事をしています。転職自体が初めてだった事もあり、いまだに毎日がとても新鮮。


そして気づいてみたら、新しい会社に入社して早くも3ヶ月が経とうとしています。
一応「3ヶ月の試用期間」と言うものが存在しているとの事なので、上手く行けば明後日から晴れて正社員。
上手く行かない事は無いとったら、その時はその時と言う事で…。


■「東海地方のエキスパート集団」

新しくお世話になっている会社は「株式会社エイチーム」です。
「名は体を表す」と言うように、各方面のエキスパートが揃った、とっても面白い会社です。そこについての詳細は後で詳しく説明するとして…


「なんでこの会社にしたん?」
転職するにあたって重要視したのは、主に以下の点。「関東→愛知」は大前提として決まっていた事なので割愛。

  • Webサービスを主事業として持っている会社である事
    • 前職が「自社製Webサービス」を主事業としていたため、そこで得た経験を最大限に活かせるような場所を探していた。もちろん、現場業務としてはWebシステムのエンジニアを第一希望に。
  • 社外での勉強会・コミュニティ活動等に明るい会社である事
    • 自分自身が社外でのコミュニティ活動に積極参加していた事もあり、組織としても前向きに捉えてもらえる場所を探していた。
  • 会社の事業、そして社長自身の考え/理念/ビジョンを心底好きになれる事
    • これが一番重要であり、もはや何も言うまいと言う部分。兎にも角にもこれに尽きる。いくら現在の経験を十分に活かせる職場であったとしても、この点で潜在的なミスマッチが生まれていたら、何年か後に必ずその会社を去る(もしくは不完全燃焼な状態で業務を続ける)事になってしまうから。


この3本を軸に探して行った結果、現職が選択肢として選ばれたわけです。もちろん結果は前述の通り:)


しかしながら実は、「転職先をBlogやSNS等で公にする」事については、これまでずっと大きな迷いがあり、掲載を控えていました。(Twitterプロフィール等にも社名は載せていないしね)
理由としては大きく3点。

  • 「個人の情報発信」に「企業の名前」が乗る事へのリスク
    • これは比較的シンプルな話で、社名を公にした上でWeb上で活動をする以上、「その組織の構成員」である事実が必ず付いて回ると言う事。何か下手な事をしてしまったら、もちろん個人の範囲で収まらなくなってしまうと言うリスクを抱える事になる。
  • 企業が持つ価値観を十分に尊重したい
    • 組織には「培われてきた文化(つまりは価値観)」があり、出来る限りその文化や価値観に沿った形でまずは行動したいと考えたから。例えば欧米のお宅にホームステイしたとして、家に入るなり早々靴を脱いで「私の国では家の中で靴を脱ぎます。靴を脱いだまま生活させて頂きます」なんて言ったとして、良い関係なんて築けやしないワケで(もちろん、そのスタイルで成功する人もいるみたいだけど)。自分のやりたい事をやれるようにするには、相応の信頼関係を築いた上でないと、よほどの天才*1でない限りは失敗すると思ってる。今回の場合で言うと「社員自体のWeb上での活動」に関してなのだけど、会社がその点についてどのような文化・価値観を持っているかはある程度の時間を掛けて探って行かなければ分からなかった*2
  • 自分自身の保守的な性格によるもの
    • これは単純で、僕が想像以上に保守的な行動を取ってしまう人間だ、と言う事によるもの*3。更には前述の通りに「転職活動自体も初めて」だったので、本当にもう、どんな行動して行けば良いのか不安で不安で仕方なかった。


■「良い」環境なんです
そんなわけで、入社してからは色々とおとなしくしようと心に決め、Web上でも社内でも特に目立つ事も無く*4無難な日々を過ごしていました。


で、さっき書きかけていたんですけど、エイチームって凄く*5良い会社なんですよ。
現場レベルから組織レベルまで良い所を挙げ始めればキリが無いんですけど、例えば

  • 各人がエキスパートの集団である
    • 近場で言うと、技術部の人たちがとても技術に対して明るく、素直に「すげぇ」と言える人達ばかりが揃っている。個人的に関東方面でもここまで前衛的な方々の割合が多い企業はそう無いんじゃなかろうか、と言うくらい。その他、各事業部の方々にお話を聞いていても、皆さんとてもお仕事に対して前向きで、ごく当たり前のように「プロ意識」を持ってお仕事に接している。専門的な知識も深く、そして「会社が好きなんだなー」ってのが伝わってくる方ばかり。
  • 社外勉強会・コミュニティに対して明るい
    • 自分がエイチームを選ぶきっかけにもなった「社外勉強会支援の広報」も「すごいなぁ」と思う要素の一つだったのだけど、社外のみならず社内勉強会も活発で、社外の勉強会やコミュニティに参加している(主催している)方も多数いる。技術部内でも月に1回、LT(LightningTalks)大会なんてものが開催されている*6
  • 面白いサービス・製品が目白押し
    • 例えば生活密着型サービスで行くと「すぐ婚!navi」や「引越し侍」、最近では女性向けサイトの「ラルーン」と言うサービスも開始しており、かたやエンタメ系コンテンツでは「麻雀雷神」やMMORPGの「エターナルゾーン」を筆頭に、数多くの「面白く」かつ「しっかりとした基盤を持つ」事業が目白押しなのだ。


■「良い」事は広めたくなる
で、この3ヶ月程は「それなりに社内の人達と仲良くなって」「それなりに社外の勉強会やコミュニティに参加して」来たのだけど、やっぱりどうしても昔から見ているid:bash0C7さんとかがうらやましくなるわけですよ。「自分の会社好きで、それを広く伝えたい、そして伝えられる環境にいる」人が。だって、今の環境が前述の通りにとても素敵なものなのだから。
なので、私も細々ながらに自社サービスのプレスリリースをTwitter上で拡散してみたり、Facebookで自社の方々と絡ませてもらったりと地道な活動を始めてみました。

すると、思っていた以上に皆さんからの反応も良く、社内でも「Twitter見てます*7」とか言ってもらえるようになり、これは「受け入れてもらえるかもしれない」と思いました。*8
そして、こうして試用期間を終了する本日に、改めてこのような形でBlogに書きだそうと決めた次第です。
社内で築き始めた「最低限の信頼」を原資に、「 許可を求めるな謝罪せよ。(Don't ask for permission, beg for forgiveness ) 」の精神で行こうと思います。


■信頼とつながりを武器に、もっと世に広く伝えよう
エンゼルバンク」と言う「転職」をテーマにしたマンガがあります。(転職を考えている方、興味のある方は読んでおいて損は無いかと)

このマンガの中に、「30過ぎたら利息で暮らせ」と言う名言があって、僕はその言葉にとても心を動かされたわけです。
僕自身「転職」を実行に移したのが30を超えてからなので、今後はそれまで貯蓄した元金に対する利息で行動をしていかなければならない。


では、その「元金」は何で?「利息」は何か?


僕の答えは、「信頼」と「今後のつながり」だったわけです。
関東の地で6年間過ごしていた中で、目の前の業務の枠を超えた友人関係を広く持つ事が出来ました。僕にとっては、その方々との交流の中で作られていった「信頼関係」が「財産そのもの」です。
今後、色々な場面において、この「信頼関係」から得られる「つながり」を活用させて頂く機会がある事でしょう。
もちろん、それが一方向のみの消費であってはならないと思いますし、双方向的なコミュニケーションを通じてのみ広く繋がっていくものだと思っています。


ここ東海の地では、まだまだ関東と比較して「Webサービス」に関わる企業の情報交流が活発ではありません。*9
ですが、色々なメディア、媒体を通じて、それをいくらでも活性化させる事は出来る、と思っています。


その一端を担う役割を、僕もこの広いWebの世界で得られたら良いなぁと考えたので、このたび、こんな形で記録にしてみました。


■さてさて、何から始めよう?
自分の中で「試用期間中の3ヶ月間は色々な活動は抑えよう」と言う心持ちで居たのですが、それも前述の通りに明日で期日を迎えます。なので、これからは色々と社外でも積極的に自ら活動して行こうと思います。


そこで1発目として


アジャイルサムライ読書会」


を開催します。

この本は、「事業やプロジェクトに携わる方々、技術者に限らずプロジェクト関係者全員が、まさに【武器】として利用できる」書籍だと思います。
名古屋に引越した直後から色々な方に「いつやるの?」と言われ続けてはや3ヶ月。人によっては「今更」感がある書籍かもしれませんが、この本は「とても良い先人の叡智」が詰まった、技術者に限らず「使える」本で、更には「読書を通した対話」でより理解を深める事が出来ると思っているので、ぜひ興味を持たれた方は参加して頂けると幸いです。

日程、開催回数等の詳細はまだ確定しておりませんが、11月中旬〜下旬を目処に、この読書会を開催したいと思います。
会場はもちろん弊社エイチームにて。対象者は社内外、特に制限を設けません(ただ、最低1回は本を読んで来てもらえる事を前提に)


社内に閉じるか、社外に広げるか、と言うジレンマはあったのですが、皆さんの知見を広める意味でも門は広く持ちたいと考えました。
(この読書会に関するエントリはまた個別に書き出します)



■長くなったけど
最後に、これから自分が歩んでいく道の事を考えると楽しみで仕方がありません。
出来れば、今の環境がもっともっと自分たちにとって良い場になるよう、より多くの方々を巻き込んで行く事が出来ればと思っています。

                                            • -

*1:たとえば、組織に絶対的な利益をもたらす事業アイデアが出せるような人

*2:だって正直な所、転職を考えるまでは社名すら知らなかった企業だったもので…

*3:みんな信じて!

*4:一部の人曰く、入社初日から十分目立っていたみたいだけど

*5:数値化できてないけどね。そこはご愛嬌

*6:Twitterで時々「#ateam_dev」でTweetが活発になったらたぶんソレ

*7:主に「ほむほむ」とか「市役所」とかね

*8:とは言え、既にFacebookのプロフィールには社名を出してしまっていたけどね

*9:さっきも書いたように、僕自身が「エイチーム」を知らなかった