転職&引越します

既にご存知の方も多いとは思いますが、このたび転職&引越しを行う事になりました。

地元の愛知県から就職と同時に上京してはや6年、ふりかえって見ると、長いようで短い期間でした。
今思っている、感じている事をがーっと書いてみようと思い、久しぶりのエントリ書きます。


■僕と社外活動
会社に入り、1年ほどがむしゃらに目の前のお仕事を片付けていた頃に
ふと目にとまったどこかのBlogの「Seasar2勉強会」の文字。
ここから自分の仕事人生は大きく変わって行った気がします。

Seasar2プロダクト関連の勉強会やJava勉強会等の技術的な勉強会に始まり、
オブジェクト倶楽部(現在のオブラブ)、PFP、XPJUG(XP祭り)、DevLOVEと言った
様々な社外のコミュニティ、勉強会に参加し、社内とはまったく違う世界を体験した事で
自分の中でどんどんと「仕事と業界」に対する意識に変化が起こって行きました。


■DevLOVEについて
特に大きな存在だったのは2009年に参加したDevLOVE。
スピーカーの講演に加え、参加者同士の「対話の場(ダイアログ)」が盛り込まれたこの勉強会に
一瞬で惹き込まれ、以降は開催のたびに都度参加するようになり、いつしかDevLOVEの中で運営活動に
加わるようになりました。

何よりも好きなのは、DevLOVEが掲げる価値である
「開発の現場を前進させよう」
と言うコトバ。
これ、結構シンプルに書いてあるけども、とても重い意味を持っていると思います。
前進させるためには、前に進まなければいけません。とても簡単そうに見えますが、
実際には「前に進む」と言う行動が必要なわけですね。
勉強会やコミュニティの活動に携わっていると、周囲にはモチベーションの高い人が集まるので
とても楽しく、充実した時間を過ごせます。どんどん自分の興味を持つ事に前向きに取り組める。
ですけども、そこは「自分の開発の現場」とは違うんです。

僕らがDevLOVEを通して本当に進めなければならないのは「実際に業務として関わっている『自分の現場』」なのです。

変化を起こしてみなければ、「前に進んでいるのか、後ろに戻っているのか」すらも測る事が出来ません。
何も変化を起こしていないとなると、それは停滞しているのと同意です。

なので、僕は「勉強会/イベントで得たものを持ち帰った先で何が起こったか?」をとても重要視すると共に、
どんなに小さい事であっても「現場への変化」が起こった事についての皆さんの声に対して、ものすごく大きく
反応します。
そして、イベントについても「自分自身、そして自分の周りに変化を起こす」ような類のものに力を入れます。
まぎれもなく、変化が「起こった/起こる」を実感出来る場を作るために。

と、まぁ話し始めるととても長くなってしまうので価値についてはこれくらいに。

DevLOVEは非営利なコミュニティとは言え、組織は組織。
イベントの運営に携わる中で色々な事を学び、体験させてもらいました。
ここで得た活動の経験は、一生モノの宝になるかもしれません。


■それと、リーダー塾
もう一つ大きな変化のきっかけとなったのは、上田雅美コーチが主催する「IT現場のリーダー塾(現「リーダー塾」)」。
https://sites.google.com/site/anegojuku/
当時僕がグループリーダーになりたてで、右も左も分からなかった頃。
とあるMLに流れた上田コーチからの「リーダー塾開催」のメール。藁にもすがる思いで、参加の申し込みをしました。
このリーダー塾は、
「現場におけるリーダー同士で集い、互いに協力・切磋琢磨し、それぞれの現場を良くしていく」
事について1年間の期間(1ヶ月1回の直接会合と、Skypeによるミーティング)を通じて取り組むもの。

参加した当時は生来の人見知りが発動し(6人の少人数ディスカッションだったのでホントアガッてしまって喋れない)、
皆さんの会話を止めてしまう事が多かったけども、コーチの教えを受け、周りの皆の「現場における行動事例」を聞き、
それを自分自身の現場へとフィードバックする事を繰り返していく中で、どんどん自分の中で「行動を起こす」事に対して
前向きに捉えられるようになりました。
良い仲間に出会い、そして「自身の成長を実感」出来る場に参加し、とても勇気をもらいました。

そんなリーダー塾も、今年は早いもので第4期がスタートしています。
年を重ねるごとにどんどんと参加者が増えていくのを見ると、やっぱり上田のアネゴはすごいなぁと思います。

今思うと、リーダー塾もDevLOVEも、僕が信条としたい「自分の現場を良くしていく」と言う事を大事に掲げる
場だったのだなぁと実感。
やっぱり僕が持つ「価値」はココにあるのかも。


■で、オマエは何を前進させたの?
実際、自分の会社の自分の現場がどのくらい変わったか、前進したかについては
ふりかえってみるとそんなに自信無いんですよね。
でも、変化の足跡は残せた気がします。


■これから何するの?
8月からは、名古屋市にあるWebサービスを中心事業に持つ会社で、おそらくサーバサイドのイチ開発者として
業務に携わる予定です。
この6年間で得たもの、学んだものを地元へ持ち帰り、新天地でも「自分の現場」を前に進めるべく
色々と行動を起こして行こうと思います。
そして、こちらでは成し得なかった「学生と企業を繋げるコミュニティ活動」や「地域活性化に関するコミュニティ活動」
にも関わるべく、色々と計画を立てています。
もちろん家庭や業務とのバランスもありますので、それはタイミングを見計らって。



■■ここまで書いておきながらこれから外出なので、続きは後で書く■■