【育休2日目】今日やった事を整理

2014年10月から育児休業を利用して子育て中心の生活を送っています。
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■今日やった事

後々思い返せるように、今日やった事を整理してみようと思う。

 6:30 息子さんの起床に合わせて起床。しばし息子さんと遊ぶ
 7:00 娘さんを起こし、2人分の朝食を作って食べ始める
 7:30 妻が起きてきたので妻の朝食を準備
 8:00 娘さんを幼稚園バス停まで送る
 8:30 息子さんを背負い寝かせながら、子供用の衣類を整理
11:30 妻と息子さんと一緒に3人で近所を散歩
12:30 昼食(昨晩の残り物を活用)
13:00 息子さんを背負いながら衣類整理と部屋の片付け
14:00 息子さんを連れ、娘さんの幼稚園お迎えにバス停へ
      妻はピアノのレッスンがあるので自宅待機
14:30 お迎えの流れから、娘さんと息子さんを連れて児童館へ
      児童館でひとしきり遊ぶ
16:00 児童館を後にして、夕食の買い物にスーパーへ移動
      (妻のレッスンがある日は僕が夕食当番)
17:00 買い物を終え、帰宅。ピアノの生徒さんと初対面
17:30 夕食の調理開始。
      献立は中華風野菜炒め、サーモンとほうれん草のソテー、鶏の唐揚げ、もずくスープ
18:30 皆で夕食
19:30 娘さん、息子さんと風呂に入る
20:30 娘さん、息子さんの寝かし付け
22:00 自由時間開始。本を少し読んだ後でBlogを書き始める

まだまだ平日のリズムが掴めていないのと、家の片付けを優先したいので、しばらくは自分の自由時間が取れない日が続きそう。

【育児】「育児休業」と「育児休暇」の違いについて整理してみた

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■今日のまとめ

  • 今日から育児休業期間に入りました
  • 「育児休業」も「育児休暇」も「育児が目的の休業」という点で同一
  • 「育児休業」は「法に基づくもの」で、各種一律の支援が存在
  • 「育児休暇」は特に法的な制約を持たない用語。企業により独自規定もあり
  • 期間が長いものを「育児休業」、期間が短いものを「育児休暇」という認識でも良さそう

■今日から育児休業期間に入りました

既に各所にはご挨拶済みですが、10月から育児休業の仕組みを利用して長期のお休みを取る事にしました。
今日がその初日です。

とりあえず一日目の感想としては「普段の平日の朝 + 普段の土日」だなぁ、という感じです。
子供中心の生活なので、一日があっと言う間に過ぎてしまいます。
どんな感じの一日なのかについては、「休業を取ろうとした経緯」と共に、後日改めて。

■「育児休業」も「育児休暇」も「育児が目的の休業」という点で同一

話は変わって、「育休」について。
「育休」という短縮語は良く耳にしますが、一般的には大きく分けると

  • 育児休業
  • 育児休暇

のどちらかの短縮形として利用されている事が多いのかな、と感じます。

「育児休業」も「育児休暇」も「育児を目的として仕事を休む」という意味ではそれ程変わらないのですが、「用語の定義と制約」において差があると思っています。

■「育児休業」は「法に基づくもの」で、各種一律の支援が存在

「育児休業」は、それ自体が「http://www.mhlw.go.jp/topics/2009/07/tp0701-1.html:育児・介護休業法」で定義されているもので、以下のような制約と支援があります(細かい特例は端折ります)

  • 制約
    • 子供ひとりにつき1回のみ取得可能
    • 子供が1歳になるまでの間に限り、取得可能
  • 支援
    • 特定の条件を満たすと雇用保険から「育児休業給付」が支給される
      • 休業開始から6ヶ月間は「休業開始時賃金日額×支給日数の67%」(その後は50%に下がる)
    • 社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料)の支払いが免除される

そのため、「育児休業」という言葉を使う場合、だいたい上の枠に当てはめて「国の制度を利用した育児目的の長期休業」との認識で良さそうです。

■「育児休暇」は特に法的な制約を持たない用語。企業により独自規定もあり

「育児休暇」というものについては、特に法律等での定義は存在していません。
ただ、企業において上記の「育児休業の規定」を就業規則に盛り込む際に、(休暇規定の一部として)「育児休暇」という用語を利用しているケースも少なくないと思います。
その場合は、意味としてはまったく同一の内容を指している事になります。

ちなみに、育児休業で規定されている期間は「子供が1歳になるまで」ですが、企業によっては、より長い期間の休業が可能となるプラスアルファの規定を独自に持っていたりもするそうです。

逆に、「妻の出産後に1週間の育児休暇を取る」といったような、期間の短い休暇(有給・無給に関わらず)に対して使う事も出来ます。

そのため、「育児休暇」という言葉については、非常に広義な用語であり、使う人によって意味も様々になってくるものと思われます。

■期間が長いものを「育児休業」、期間が短いものを「育児休暇」という認識でも良さそう

前述の通り、「育児休業」も「育児休暇」も実際のところは大きく意味が変わりませんが、「育児・介護休業法」の中に、その区別の参考になる情報がありました。

「介護」に関する制度として、「介護休業」と「介護休暇」という二つの用語が明示的に使い分けられています。

詳細は省略しますが、それぞれ以下のような感じです。

  • 介護休業
    • 介護対象の家族ひとりにつき1回のみ取得可能
    • 連続したひとまとまりの期間(93日以内)の休業である事
  • 介護休暇
    • 1年あたり5日を限度として取得出来るもの
    • 翌年以降も再度取得可能

なので、

  • 介護休業:長期のもの
  • 介護休暇:短期のもの

という認識で良さそうです。
(ちなみに、「介護休暇」と同等の、育児に関する制度としては「子の看護休暇」というものがあります)

そのため、育児休業、育児休暇に関しても、

  • 育児休業:長期のもの
  • 育児休暇:短期のもの

という意味合いで話すと意味が通じやすいのかなーとも思います。

何となく、モヤッとしていたものが整理された感じ。

では。

【子育て】子育ては仕事と同様に「慣れ」だと思う

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■今日のまとめ

  • 子育ては繰り返す事で「慣れ」てくるものである
  • 例えば職場における仕事も同様である
  • 「母親だから子育てが上手」という誤解
  • 父親もどんどんと経験を増やして「慣れ」ると良い

■子育ては繰り返す事で「慣れ」てくるものである

ここ最近、自分の中で意識して習慣づけている事がある。
それは「オフタイムに1人で外出する必要が出た際に、出来るかぎり子供2人を連れて出掛ける」という事である。
例えば買い出しに行く時や、資源ごみを出しに行く時、等々。
もちろん子供を遊び場に連れて行く時も、出来るだけ2人まとめて連れて行くようにしている。

それはもちろん「妻に1人で自由な時間を出来るだけ持ってもらいたい」という気持ちもあるけど、どちらかと言うと「その環境に自分を慣れさせる事で、より子育てを楽に進める」ためである。

最初の頃は、色々な事が初めての体験だったので大変だった。

  • 息子さんを抱えつつ、娘さんと手を繋いで歩く事
  • 車から降りる際に、息子さんを抱きかかえたまま娘さんのシートベルトを外す事
  • 駐車する際に、左右の隙間(娘さんが降りる側と息子さんが降りる側)に余裕を持たせる事
  • 運転中に娘さんの様子を鏡で見つつ、停車時には息子さんの様子を気にかける事

数え上げればキリがないのでこれくらいに。(思い出し始めたらまだまだ出て来る)
最初は大変に感じたこんな事も、何度も繰り返す内にだいたい慣れてきたので、最近は子供を2人連れて外出するのも楽になって来た。

そう、最初は大変に感じた事も、繰り返す事で慣れてくるのである。

■例えば職場における仕事も同様である

「最初の頃はほとんど分からない状況から始まり、何度も繰り返す事によって慣れていき、次第に当たり前のようにこなせるようになっていく。そして次第に、出来る事の幅が広がっていく」
という文脈で語るのであれば、それは職場における仕事も同様である。

例えば僕はコンピュータ・システムに携わる仕事をしているけれど、この業界も幅が広く、知らない事だらけである。
まったく新しい技術を試す必要が出てきた場合、「小さなことから繰り返して試しながら、次第にその技術を理解し、日常の業務に応用できるレベルにまで持っていく」という事をやらなければならない。
仕事で必要な領域に「慣れ」ていく事で、結果を出せるようになってくるのだ。

他にも、営業系の仕事に関わっている人や、カスタマーサポート対応をおこなっている人、事務・経理業務に携わっている人であっても、仕事においては同様の事があると思っている。

仕事で成果が出せるようになる背景には、それを裏付けるだけの経験や試行錯誤の積み重ねがあるのだろう。

■「母親だから子育てが上手」という誤解

世のお父さん方は「お母さんは子育てが上手い」というイメージを持っている気がしている。僕自身も少なからず持っているイメージである。
このイメージは大きく間違っていないとは思うが、実際のところは「生物学的に元々子育てが上手い」というよりは「繰り返される毎日の子育て行事に慣れた事によって、知識と経験が増えている」だけだと思っている。

「いやいや、ウチのヨメは1人目の子供が産まれた直後から子供にミルクをあげるのも上手だったし、ゲップのさせ方も良く知っていたし、オムツの替え方だって…」
というお父さんの実体験を伴う意見もあるかもしれない。
しかしながら、おそらく奥さんは「他にやる人がいない状況で、死に物狂いで覚えるしかなかった」だけだと思うし、「それが四六時中続くので、結果として早く慣れるようになった」だけだと思うのだ。

お母さんが里帰り出産でお父さんとしばらく離ればなれになっている場合などは、尚更だと思う。
お父さんからしてみると、久しぶりに家に帰ってきたお母さんは、子供にまつわる事を何でもテキパキとこなす「子育てのプロ」のように見えている事だろう。でもそれは、たったの数週間ほどの経験差があるだけなのだ。数週間、実家で1人で(母親の助けを受けながら)がむしゃらに経験を積み重ねた結果として、そのような状況に辿り着いたに過ぎない。

とは言え、そんな「自分よりも上手く子供に接する事が出来ている」奥さんの姿を見て、「やっぱり子育ては母親の仕事なんだな」と錯覚してしまう事で、何となく父親と母親の子育てに対する意識の差が生まれてしまうのかなーと考えてしまう。

本当はお母さんだって、右も左も分からない状況で困っているかもしれないし、日々の行動が正しいのか、誰かに頼りたいと考えているかもしれない。ぜひともお父さん方には、そんな視点でお母さんを見てもらえると、色々と手を差し伸べやすくなると思う。

■父親もどんどんと経験を増やして「慣れ」ると良い

「子育て」は、別にお母さんだけがやるものでもないし、「40年~50年後の自分自身の家族の在り方」を考えると、お父さんがどのように子育てへ関わっていたか、という点がけっこう重要になってくると考える。(その話はまた別の機会に書きたい)
お父さん自身の子育てをより良いものにするためにも、積極的に経験を積んで「慣れ」を増やし、どんどん子育てパパの幅を拡げていけると良いな、と思う。

奥さんという、自分よりも経験を積んでいる「子育ての先輩」が身近に居る状況にありがたさを感じながら。

【子育て】お父さんも子供の体重を把握しておこう

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■今日のまとめ

  • お父さんも乳児期の子供の体重を把握しておこう
  • 例えばミルクを作る時
  • 例えば病院に行った時
  • 子供の体重を知っておく事は、さまざまな場面で役に立つ

■お父さんも乳児期の子供の体重を把握しておこう

産まれて数ヶ月の乳児を育てている状況において、「子供の体重」を毎月把握しておく事は大事だと思う。
お母さんであれば、毎月の満○ヶ月目の区切りに体重を測ったり、自治体の健康診断に子供を連れて行った際に体重を測ったりと、だいたい子供の体重の推移は把握できているものである。
しかしながら、父親の場合、あまり子供の体重を意識する場面に巡り合わない事と、いざという時には子供の体重を知っておく事が役に立つ場面が出てきたりするので、一度そこら辺りの情報を整理してみる事にする。

■例えばミルクを作る時

完全母乳育児の場合、あまりミルクを作る機会には巡り合わないと思う。現に、我が家がそうである。
しかしながら、完母とは言えどもミルクを作る場面は時々やって来る。
例えば妻に長時間の外出の予定が入った場合や、単に妻にリフレッシュしてもらいたいと長時間の外出を提案した場合等。

普段からミルクを作っているのであれば、何ml作れば良いかなんてお父さんも慣れで分かっているだろうけど、滅多に作らない場合、子供がどのくらいの量を飲むのか知らずにいると、少し悩んでしまう。

そんな場合に、子供の体重を知っておくと非常に便利である。だいたいどの粉ミルクでも、外装に目安量が書いてあるのだ。
例えば「○ヶ月(□kg)の場合、△△ml」のように、月齢と体重における量の目安が表形式で書かれている。

しかしながら、ここで表記されるような一般的な値については注意が必要で、特に「月齢と体重」はあまり当てはまらない場合が多い。
帝王切開で出産が早く出生体重が少なかったり、そもそも平均以上の体重で産まれてきたり、等。
たとえ同じ月齢の子供であっても、大きいこと小さい子で数kgの差が出てくる場合もある。現に、我が家も上の子と下の子の満1ヶ月時点での体重差は1kg近くあった。

例えば標準よりも小さい子だったとすると、表に載っている月齢ベースの量よりも飲める量が一段階少ない事だって良くある。
体重を把握出来ていれば、「○ヶ月目安だと△△mlだけど、ウチの子は□kgだからだいたいこのくらいの量を作れば良い」という事が分かる。
月齢ベースの量より実際に飲む量が少なかったとしても「○ヶ月だと最低このくらい飲むはずなのに、ウチの子は大丈夫なんだろうか…?」みたいな不安を持つ必要が無くなるのだ。

子供の体重を把握しておくだけで、ミルクを作るのが楽になるのだ。

■例えば病院に行った時

どちらかと言うと、これが一番重要な話。
普段元気な我が子が突然体調が悪くなったりすると、非常に心配なものである。
そんな時には病院に連れて行ったりするのだが、症状によっては例えば耳鼻科だったり、例えば皮膚科だったり、必要に応じて小児科以外の病院に行く必要が出てきたりする。
そして、状況によっては「お父さんが1人で子供を連れて病院に行かなければならない場面」がやってくる。

そんな場合に、子供の体重を知っておくと非常に役に立つ。というか知っておかないと結構困る。
と言うのも、体重がわからないと、病院で必要以上に手間取ってしまう事になるからだ。

病院で処方される薬というのは、月齢ではなく体重を基準に決めているので、体重は重要な数値である。
病院にかかってまず問診票を書く際に、おそらく「名前、生年月日、身長、体重」等を書くと思うのだが、この際に「体重」が書けていないと、おそらく個別に院内で体重を量らなければならない。(でなければ薬が出せないから)

子供の体重を把握しておくだけで、こう言った場面で手間取る事が無くなるのだ。

■子供の体重を知っておく事は、さまざまな場面で役に立つ

他にも、子供の体重を把握しておくことで役に立つ場面は多くある。
本当にちょっとした事だけど、知っている事によって、お母さんから「あ、そんな所まで意識してくれているんだ」と思ってもらえたりするかもしれない。(もしかすると、「知っていて当然」と思っているお母さんも多いかも…)


子供の体重を知る機会は結構ある。

  • 自宅にベビースケールがある場合、お母さんが毎日、もしくは毎月量っているタイミングがあるはず
  • 母子健康手帳の「成長の記録」欄にお母さんが書いている可能性は高い。
  • 大型スーパーの授乳コーナーに、ベビースケールが置いてある場合もある。(さりげなく「最近、体重どのくらいになったのかな~」と言って、子供の成長を気にしている雰囲気を出しつつ量ってみるのも良い)


毎月やって来る満○ヶ月のタイミング。この節目に子供の体重を量るお母さんは多いと思う。
そんな時に、お父さんも一緒になって「先月から○kgも増えたね」と喜びを分かち合い、子育てを楽しんでくれると嬉しいなぁと思う。

【子育て】満3ヶ月の日記

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■今日のまとめ

  • 息子さんも満3ヶ月
  • 「お姉ちゃん」も満3ヶ月
  • 「二児の親」も満3ヶ月

■息子さんも満3ヶ月

あっという間に時間が経ってしまったけれど、気付けば息子さんも満3ヶ月。
体重・身長も標準的な感じで推移してくれていて、少し安心の日々です。
(娘さんの時は、産まれ体重が少なかった事もあり、成長が気になっていた)

ここ最近の変化というと、

  • 目が合うと良く笑うようになった
  • 縦抱きを好むようになった
  • 喃語でおしゃべりしてくれるようになった
  • ベビーバスに収まらなくなってきた
  • ウンチがまとまって出るようになってきた
  • 肌着や服が小さくなってきた

挙げればキリがない感じだけど、毎日新しい発見があって楽しい。

■「お姉ちゃん」も満3ヶ月

息子さんが産まれて3ヶ月経ったという事は、つまり娘さんも「お姉ちゃん」になって3ヶ月経ったという事になる。
息子さんが産まれた時は、単純に「赤ちゃん可愛い」」という感覚で接していたような感じだったけど、最近では色々とお姉ちゃんっぽい行動を取るようになってきている。

更に最近は自宅で学んでいるピアノの技術向上が目覚ましく、もう僕ではついていけない程に素敵な曲を奏でてくれるようになった。
つい先日も「お父さん、ピアノ教えてあげる!」と言って僕を隣に座らせ、楽譜を読みながらひとつひとつ手の位置を教えてくれていた。
娘さんについても、「女の子」としての成長と、「お姉ちゃん」としての成長を見ることが出来ており、ダブルでとても楽しい。

■「二児の親」も満3ヶ月

そして、僕達夫婦も「二児の親」という立場を得てから3ヶ月経った事になる。
子供が2人いる状況は、1人の時とはやっぱり色々と変わってくる。
子供が1人だった頃は、そちらに全力で集中すれば良かったのだけど、今は下の子に意識を向けつつも、同時に上の子の反応も意識しながら色々とこなしていく必要がある。
娘さんもお姉ちゃんとは言えまだ4歳なので、構ってもらえない状況が続くと哀しそうな表情を見せたりする。
また、ちょっとしたイライラの向かう先が娘さんになったりする事もあるので、色々と気を付けていかなければなぁ、と思う事もしばしば。


妻と比べてしまうと、僕なんて子供と接する時間は十分の一にも満たない感じなのであまり偉そうな事は言えないけど、僕も自分の出来る範囲で可能な限り子どもたちと接して、子育てを楽しんで行けると良いなぁと思う。

次の3ヶ月も、息子さんもきっと首が座ったり寝返りをしたり自分の手を認識したり、色々とまた新しい事だらけだと思うので、非常に楽しみである。

【子育て】赤ちゃんの顔を肩越しに見てもらう

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ここ数日気を抜いていたら、日記の清書をする時間が全然取れずにあっという間に日が経ってしまった。
なので、反省しつつ少しづつ書き出して行こうと思う。

■今日のまとめ

  • 夫が普段目にしているような赤ちゃんの表情なんて、妻はだいたい見ている
  • 夫婦2人が揃う場面では「1人では見る事の出来ない表情」を妻に見てもらおう
  • その「ちょっとした新鮮さ」が喜びに繋がるかもしれない

■夫が普段目にする赤ちゃんの表情なんて、妻はだいたい見ている

今回は、産まれてまだ間もない息子さんの子育てで気付いた事を書いてみようと思う。
我が家は基本的には妻に子供の面倒を見てもらっている。そのため、平日の大半の時間を妻と息子さんが一緒に過ごす状況。

一日に何時間も子供一緒にいると、色々な表情を目にする機会が多いと思う。
視点としては、寝ている姿を上から眺めたり、おっぱいを飲む姿を上から眺めたり、腕に抱いている姿を上から眺めたり、脇の下を支えて正面から見たり、と言った感じである。

僕も、息子さんの色々な表情が見たいので、同じように上から眺めたり脇の下を支えて抱いたり、といった形で息子さんを様々な視点から見ようとする。


例えば「寝ている息子さんの姿がとても可愛くて、ついつい妻にも見てもらいたくなった」としよう。
声を掛ければもちろん妻は見てくれるのだが、おそらくほとんどの場合は妻にとって「既に見た事がある子供の表情」なのだと思う。(何度見ても可愛い姿は可愛いので、それはそれで構わないのだろうけども…)

妻は四六時中赤ちゃんの世話をしているので、子供の色んな表情を見慣れてしまっているのは無理も無い。

■夫婦2人が揃う場面では「1人では見る事の出来ない表情」を妻に見てもらおう

親が1人で赤ちゃんの世話をする時に見る表情であれば、だいたい妻は目にしている、という点については分かった。

では、夫婦2人が揃う状況であればどうだろう?もしかしたら、普段妻が目にしないような状況を作る事が出来るかもしれない。
色々と考えたり試したりした結果、一つの解が見つかった。

  • ゲップさせるような体勢で赤ちゃんを肩に抱き、アゴを肩に乗せた状態で自分の背中側から肩越しに赤ちゃんを見てもらう

である。
イメージにするとこんな感じ。

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この「ちょっと前傾がちな状態になった赤ちゃんの表情を正面から見る」事は、1人で実現しようと思うとかなり難しい。
というのも、

  • 首が座っていない状態では、縦に子供を抱く場合、何らかの形で首を支えないといけない
  • 首を後ろから支える形だと、どうしても後傾姿勢になるので、見える表情が違う
  • 前傾がちに抱こうと思った場合、「胸にもたれさせる」という手もあるが、そうなると正面から顔を見る事ができない

といった感じで、けっこうハードルが高い。


しかしながら、上記のイメージにあるように、「肩に抱いた状態で、親の頭で子供の頭を支えてあげる」状態を作ると、あら不思議。
普段1人ではあまり見る事の出来ない赤ちゃんの表情を目にする事が出来るようになる。

どんな感じに違うかと言うと、

  • 寝かせている時よりも、ほっぺたの肉がポッチャリとした感じになる
  • 頬の肉に引っ張られて、他のパーツも寝ている時とは違う感じになる
  • とりあえず新鮮な光景


僕はこれに気付いて以降、積極的に「肩抱きにした息子さんを正面から見られる」ように、何かと妻に背中を向けて親子コミュニケーションを取ってもらうようにしている。

もしかしたら、妻自身は特に意識していないかもしれないけど、おそらくは普段目にする子供の表情とは違っているはずだから、何となく新鮮さを感じてくれているかもしれない。(そうである事を願いつつ、日々妻に背中を向けているのだ)

■その「ちょっとした新鮮さ」が喜びに繋がるかもしれない

子育ては、節目節目においては「笑うようになった」とか「首がすわるようになった」とか、大きな変化は産まれてくるものの、短期的に見るとどうしても「同じような世話を繰り返し続ける」という日々の連続になってしまう。

そんな場面においては、ちょっとした事であっても、普段と違う「新鮮さ」が嬉しかったりするものだと思う。
せっかく夫婦2人で子供と関われる場面があるならば、2人居るからこそ実現出来る「いつもとちょっと違う風景」を意識して演出してみると良いのではないか。

例えば今回例に出した「普段目にしないような表情を見てもらえるように工夫してみる」という事も、その一つだと考える。
他にも、もっと色々な事があるかもしれないし、もし何かあるならば、僕自身が教えて欲しいくらいである。


後になって振り返ってみれば、乳児期の子育てなんて、きっと非常に短い期間の記憶に過ぎないものになっていると思う。
その短い期間に起こる事だからこそ、ちょっとした事であっても色々と楽しみながら過ごして行きたい。

【子育て】お父さんが意識すべき「妻の心の変化」について

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■今日のまとめ

  • 妊娠・育児を契機に「妻が怒りやすくなった」と感じるかもしれない
  • それは、妻の性格が変わったわけでも、夫の行動が悪くなったわけでもない
  • つわりや育児から受けるストレスは相当なものがある
  • 妻が一番気を許せる相手だからこそ、安心して感情を表に出せるのだ
  • 夫自身の対応法も準備しておこう
  • 父親として成長する自分と、母親として成長する妻を受け入れながら、一緒に楽しく子育てしよう

■妊娠・育児を契機に「妻が怒りやすくなった」と感じるかもしれない

妻の妊娠や出産、日々の育児を経験しているお父さんならばおそらく経験している事だと思うが、妊娠・育児期において「妻がおこりやすくなった…」と感じる事があるかもしれない。

突然こんな事を書くと「きんちゃんは何か嫌な事でもあったのか?」と思われるかもしれないけど、まったくそんな事は無い。
純粋に「もっと多くのお父さんに、気持ちを楽に、そして奥さんの事をもっと理解した上で、楽しく子育てに関わっていってもらいたい」と思う気持ちから、今回このようなテーマで日記に残してみる事にした。

■それは、妻の性格が変わったわけでも、夫の行動が悪くなったわけでもない

「おこりやすくなった」と言っても具体的には色々な形があると思う。
例えば「良く分からないけど妻の機嫌が悪い」とか「ちょっとした事でも必要以上に怒られる」みたいな事が挙げられるだろう。
お父さんとしては「別に今まで通りに接している」とか、「むしろ今まで以上にいたわりの気持ちを持って接している」とか、そこまでマイナスになるような行動はしていないつもりである。しかし、何か気に障るような事をしているつもりは全然無かったとしても、なぜか怒られてしまう。
そんな妻の感情変化を目の当たりにした人は、「なぜそんな態度を取られなければならないのか?」と心の中で感じて落ち込んだりする人もいるだろうし、感情的に反応してしまう人であれば、その妻のイライラに対してついつい自分も不機嫌な感情を表に出したりして、険悪なムードになってしまうかもしれない。

しかし、そのようなネガティブな感情を持つ必要は全く無いのだ、と僕は考えている。
妻の妊娠・出産・育児を2回経て、僕自身もやっと気付いた事なのだけど、そう言った妻の行動は「夫婦のどちらかが何ら悪い行動をしていなくても、必ず起こる変化」なのだ。

科学的には「妊娠期のホルモンバランスがどうの」とか、教科書的には「未知の妊娠や出産・育児に対しての不安がきっかけで」とかがあるかもしれないけど、僕は単純に考えて「日々積み重なっていく小さなストレスが不定期にはき出されるものである」という認識を持っている。

■つわりや育児から受けるストレスは相当なものがある

良く考えてみて欲しい。つわり期に受けるストレスを。
つわりは、「二日酔いが何ヶ月もずっと続く状態」と表現される程に、肉体的のみならず精神的なダメージも大きい。
本人は非常にツラいはずなのに、周りはお祝いムードだったりするし、完全に休息を取るわけにもいかず、それまで通りに家事をしたり仕事に行ったりしなければならない。
数え上げればキリがないけれど、妊娠する前と比べると、受けるストレスの質・量共に、相当の変化があると思う。

良く考えてみて欲しい。育児期に受けるストレスを。
予定という予定を何も取れず、ただひたすらに「授乳→寝かしつけ→オムツ替え」を繰り返し、それらの合間に出来た隙間時間で家事を何とかこなし、それが24時間毎日休みなく続く。
本人は非常にツラいはずなのに、周りはお祝いムードだったりするし、夫はいつも通りに会社に行って「予定のある一日」を過ごして帰ってくる。
数え上げればキリがないけれど、出産する前と比べると、受けるストレスの質・量共に、更に相当の変化があると思う。

そのくらいに多くのストレスを受け続けていると、おそらく身体が「これらのストレスから受ける負担を何らかの形で排出しなければ、心身共に壊れてしまう」という生理的な防衛行動に出ると思っていて、それが形として出てくるのが前述の「怒り」や「イライラ」と言った行動なのだと考える。
怒りやイライラとして表れやすいのも理由があって、おそらくそれが一番出しやすく、効率の良い排出方法なのだと考える。

■妻が一番気を許せる相手だからこそ、安心して感情を表に出す事が出来るのだ

つまり、極端な話をしてしまうならば、「妊娠期・育児期の妻のイライラ」は単なる生理行動の一環なのだ。
そして、その行動を取る時に近くにいるのが他でもない夫である事が多いので、結果として「妻が夫に対しておこりやすくなった」という事象に繋がっているのである。
と僕は考える。

「怒りの感情を表に出す」という事は、別に誰だって好きでやりたいわけではない。敢えて敵を作るような人はあまり居ないと思う。
とは言え、生理的にはストレスのはけ口を何とかして見つけなければならない。

そんな状況において「夫」という存在は、その感情の向け先として非常に適している。
誰よりも気を許せる、そして一緒に生きていく事を誓った存在であるため、多少の苦しい事であっても受け止めてくれる人。
つまり夫は、妻のやり場の無い感情を受け止められる、非常に重要な役割を持っているのだ。

■夫自身の対応法も準備しておこう

夫には色々と受け止める役割がある事は分かった。
とは言え、夫自身もそのような感情を受け止め続けていると、時には情緒不安定になったりする事もある。
そうならないためにも、いくつか僕が取り組んでいる事がある。

まずは、「自分の人格を否定されているわけではない。原因は自分以外の環境に存在しているのだ」という事を意識してみる事。
要は、妻の感情の変化について「僕の行動に直接的に起因して気持ちが高ぶっているのではなく、単にトリガーになっただけなのだ」と考えるようにするのだ。
もちろん、何か自分の非を指摘されるような事があった場合は、「あぁ、確かにそれは出来ていなかったな。ごめんね」と受け止めて次に繋げる必要はある。
そんな意識を持った上で、どんどん受け止める事が大事なのだ。

次に、「妻の背景にある日々のストレス」について自分なりにイメージしてみる事。
おそらく、自分が想像している以上に、妻は日々ストレスが積み重なっているものだ。
例えば、丸一日妻に代わって一人で子供の面倒を見てみると、どれくらい子育てが上手く行かないものか、どれくらい自分自身がイライラして来るかが良く分かる。
僕は「自称温厚な性格」であるつもりだけど、そんな僕でも、例えば子供が思った通りに寝てくれないだけでイライラを感じてしまったりする。
大量のストレスに毎日押しつぶされそうになっている妻を想像するだけで、協力したくなってくるはずである。

後は「感謝の気持ちを表現する」事。上記の「背景をイメージする」に近いかもしれないけど、その上で感謝の気持ちを表現する、という事だ。
育児はけっこう大変だ。というのは何度も書いた。例えば単に買い物に行くだけでも、授乳のタイミングを調整しつつ、メイクも気にしつつ、着替えやオムツの一式を持ち、そして病気の感染等を考慮して人混みを避けたり周りの人を意識したりしなければならない。
そんな過程を経た上で買い物をして来てくれたとなると、「大変だったよね、ありがとう」と思う気持ちが自然に出ると思う。
その気持を何らかの形で表現するのだ。例えばメールで「買い物行ってきた」と受け取ったら、「ありがとう」と伝えるようなシンプルなコミュニケーションでも良いし、例えばタイミングを見て妻の肩や足を揉んであげるのも良いだろう。

■父親として成長する自分と、母親として成長する妻を受け入れながら、一緒に楽しく子育てしよう

まさにその通り。子供が産まれて初めて自分も父親になるわけで、元から父親になっていたわけではない。
自分も妻も日々「子供を持つ父親・母親」として成長しているわけなので、出来ない事も多くて当然。
出来ない部分に目を向けて悲観的になるのではなく、それよりも何倍も重要な「子供の育つ姿」に喜びを感じながら、日々を楽しく過ごせれば良いなぁ、と思っている。

「昔は女手ひとつで子供を育てた」という話を出す人もいるかもしれない。
ただ、それは「昔の女性が強かった」という話ではなくて、単に「昔の女性に相当大変な思いをさせてしまった」という事実があるだけなのではないか。
「昔は女手ひとつで…」と言っている方だって、もし周囲の、特に夫の積極的な育児参加があったならば、喜んで受け入れていたに違いない。
今の時代は、夫婦が二人で子育てに向き合うための良い土壌(制度や取り組み事例)が揃い始めていると思う。

出来れば、僕らが将来年をとってから思い出す「子育ての記憶」も、僕にとっても妻にとっても素敵なものにしたいと思う。
この先50年以上も一緒に連れ添う人なんて、おそらく世界に一握りしかいないだろうし、その50年後に持つ素敵な記憶を作れるのは今しか無いと考えるので、ちょっと大変だけど今がんばってみようかな、と思えたりする。


「妻のイライラ」だなんて、本人が見たら気を悪くするかもしれないテーマを今回取り上げた訳だけど、この現象を含めての「子育て」だと思うので、ちょっと深掘ってみた。

きっと妻は深夜の授乳後にこの日記を読むだろうけど、これから先もよろしくお願いします。